SNSを使ったアフィリエイトにご興味をお持ちではありませんか?
しかし、「具体的にどう初めていいか分からない」とお悩みの方もいるかもしれません。
そこで今回は、SNSのアフィリエイトについて具体的な始め方や注意点を詳しく解説します。
おすすめのASPも載せていますので、ぜひ最後までご覧になってください。
アフィリエイトとは?
アフィリエイトとは、インターネット上の広告ビジネスのひとつです。
成果報酬型の広告の一種で、Webサイトやブログ、SNSなどで商品を紹介します。
それを見たユーザーが購入し、発生した利益の一部が還元される仕組みです。
アフィリエイトとは、英語でaffiliateと書かれ「連携する」という意味を持ちます。
その意味の通り、ブログやWebサイトの運営者が企業と連携し、広告を掲載するということを表しています。
この連携をもっとも表しているのが、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)です。
ASPとは?
ASPは広告仲介業者と呼ばれ、サイトやブログの運営者と企業を連携するのが大きな役割です。
多数の企業がASPに登録しており、メディア運営者はASPから広告を取得できます。
ASPから掲載したい商品の広告を選び、実際にメディアに載せることが可能です。
その後、メディアに掲載された広告を見たユーザーからの購入が発生します。
企業からASPに広告費を払い、メディア運営者はASPから報酬を受け取る仕組みです。
SNS アフィリエイトとは?
SNSアフィリエイトとは、SNSをメディアとして活用しアフィリエイト広告を掲載することです。
具体的には、X(旧Twitter)、Facebook、InstagramなどのSNSで商品やサービスの紹介を行い、ユーザーに購入を促すアフィリエイト手法を指します。
SNSの特徴に合わせて継続的に発信を行い、ターゲットの興味関心に沿った内容にする必要があります。
SNS アフィリエイトの始め方
SNSアフィリエイトを始める際は、下記の手順に沿って行います。
- SNSアカウントを作成
- ASPに登録
- 広告を選ぶ
- 商材に関する発信をする
- アフィリエイトリンクを貼って発信する
それぞれの手順を確認しましょう。
1.SNSアカウントを作成
まず、SNSアカウントを作成しましょう。作成方法は下記の通りです。
【SNSアカウントの作成方法】
1.各SNSアプリをダウンロードする
2.アカウントを作成(もしくは登録)する
3.ガイダンスに沿って必要な情報を入力する
SNSで商品紹介するアフィリエイトの場合は、メディアの開設は不要です。
ただし、ブログでのアフィリエイトも考えている場合は同時期に作成しておいても良いでしょう。
2.ASPに登録
アフィリエイトをする媒体とSNSの準備ができたら、広告主とマッチングするためのサービスであるASPサイトに登録します。
ASPサイトは複数あるため、次の点を参考に選んでみてください。
- 案件の数や分野
- 報酬単価
- 振込手数料
初心者におすすめのASPは次の通りです。
- Amazonアソシエイト
- 楽天LinkShare
- JANet
- ACCESSTRADE (ゲーム関連)
- A8.net (健康関連)
- afb (健康関連)
中でもAmazonと楽天のアフィリエイトサイトは件数が豊富です。
まずはこちらから探してみるのをオススメします。
3.広告を選ぶ
ASPへの登録が終わったら、次は広告選びです。
広告の商材によって紹介文の書きやすさや利益率が変わってくるので、慎重に選ぶ必要があります。
商材選びのポイントとしては次の点を意識しておきましょう。
- 認知度
- 実績や受賞歴
- 報酬単価
- 承認率
商材の紹介はSNS投稿の核となる部分です。
ユーザーに対して商品が魅力的であるか、役に立つかといったことも含めて、紹介する商材を検討しましょう。
4.商材に関する発信をする
商材が決まったら投稿文を作成します。
取り扱う商材によって異なりますが、ただ商品の特徴や使用方法を伝えるだけはNG。
アフィリエイトの最終目的は、ユーザーに商品・サービスを購入してもらうことです。
そのため、ユーザーに商品・サービスの魅力が伝わる内容を伝える必要があります。
SNSで商品紹介する際は、ブログほどの長文を書けません。
したがって要点を簡潔に伝えることが重要です。
まずユーザーの悩みや課題に対して原因と解決策を提示しましょう。
その上で、商品やサービスを解決策の一つとして提示することで購入率の向上につながります。
5.アフィリエイトリンクを貼って発信する
アフィリエイトブログの場合は、記ことの執筆が終わったらSNSで告知をしましょう。
ここでのポイントは、ブログの更新を事務的に告知しないことです。
例えば、商材がウォーターサーバーの申し込みの場合を考えます。
しかし、「ウォーターサーバーについての記事を更新しました」誰もブログに来てくれません。
たとえば、「暑くなると、子どもたちに喉渇いた!と水分を催促される回数が増えますよね。
そんなときにウォーターサーバーがあれば、自分たちで飲んでくれるようになるので手間が減ります。」のような告知文にすると読まれやすくなります。
SNS単独で発信する場合も同様に、ベネフィットを考えて発信しましょう。
アフィリエイトにおすすめのSNS
ここから、アフィリエイトにおすすめのSNSを紹介します。
- X(旧Twitter)
- YouTube
それぞれ参考にしてみてください。
Instagramは、写真や動画をメインに投稿するSNSです。
Instagramの利用者は、10〜30代の女性が中心。
総務省の2020年度の調査によると、全年代の平均利用率(42.3%)と多くの人に利用されています。
Instagramの大きな特徴はイメージ訴求がしやすいという点にあります。
写真や動画の機能が中心となっているため、ビジュアルコンテンツが充実しています。
そのため、ブランディングを目的としたイメージアップとして活用できます。
Instagramでは、通常投稿(フィード)には広告やURLを貼り付けられません。
そのため、別の2つの方法があります。
プロフィール欄にURLを記載する方法と、ストーリーズを利用する方法が用いられます。
X (旧Twitter)
X(旧Twitter)とは、140文字以内のテキストと画像・動画を投稿できるSNSです。
最近では、有料会員になることで140文字以上のテキストを投稿できるようになりました。
総務省での2020年度の調査結果では、10〜20代の若者の利用者数が多いことが分かっています。
中でも20代のうちの8割が使用しています。
大きな特徴はリアルタイム性と拡散力の高さです。
リツイート機能による役割によって、フォロワーからフォロワーへと瞬く間に広がっていきます。
大きなデメリットとして「炎上の危険が高い」というリスクも。
不適切な発信をすると、不特定多数のユーザーから非難や誹謗中傷などが殺到する恐れがあります。
X(旧Twitter)では投稿画面であるツイート機能に直接リンクを貼ることが可能です。
リンクを挿入しアフィリエイトの内容を投稿できます。
また、自社のWebサイトやブログに誘導することも可能です。
YouTube
YouTubeは幅広い年代層で利用され、しかも全年代の利用率がかなり高い割合なことが特徴です。
総務省の2020年度の調査結果によると、全年代の平均利用率が85%以上です。
この数値はX(旧Twitter)やInstagramと比較してかなり高く、幅広い年代で利用されているのがわかります。
他のSNSに比べると、動画の作成に手間と時間がかかる分、大きな効果に期待できます。
軌道に乗れば収入を増やすことにもつながるでしょう。
ただし、広告掲載には条件があることにも留意しておきましょう。
YouTubeのパートナープログラムに参加して広告収入を得るには、以下の審査基準をクリアしなければなりません。
YouTubeパートナープログラムの審査基準
- チャンネル登録者数(1,000人以上)と、12カ月間の総再生時間(4,000時間以上)の条件を満たす
- 有効なコミュニティガイドラインの違反警告がない
- YouTubeパートナープログラムを利用規約に同意する
- AdSenseアカウントを関連づける
この中で難しいのが、チャンネル登録者数(1,000人以上)と、12カ月間の総再生時間(4,000時間以上)です。
YouTubeを始めたばかりの人には、この数値は高いハードルになるでしょう。
しかし、YouTubeで収益を得る方法は、パートナープログラムに参加する方法だけではありせん。
X(旧Twitter)やInstagramと同じように、ASPを介したアフィリエイトも可能です。
アフィリエイトで収益を上げながら、パートナープログラムへの参加を目指しましょう。
SNSアフィリエイトの注意点
SNSアフィリエイトを始めるにはいくつか注意するポイントがあります。
始めたばかりでは戸惑ってしまうため、あらかじめ知っておくと良いでしょう。
SNSアフィリエイトを禁止しているASPがある
第1の注意点は、「SNSへの広告掲載を禁止しているASP」です。
SNSに広告を掲載できるASPは増えています。
しかし、あらゆるASPが許可しているとは限りません。
また、広告掲載を許可していたとしても、SNSの限定や広告によって掲載できないケースもあるのです。
他にもASP側で広告リンクの貼り方がルール化されている場合があります。
なお、ASPによってもルールは千差万別です。必ずASPの規約をよく確認してから広告を掲載しましょう。
ただし、直接自社のサイトに掲載する場合には問題ありません。
下記のASPはSNSへの広告掲載も可能です。
- A8.net
- afb
- バリューコマース
- もしもアフィリエイト
- アクセストレード
- Amazonアソシエイト
- 楽天アフィリエイト
炎上のリスクがある
第2の注意点は、「炎上リスク」です。
SNSは手軽に投稿できて拡散性が高いです。
その一方で不用意な発言が多くの人を傷つけ、不快にする可能性があります。
もし、不適切な発言で炎上した場合は、慎重な対応が必要です。
無責任な対応をとると、さらに炎上してしまう危険性があります。
一度炎上してしまうと、信頼性が損なわれ、SNSからの収益は見込めなくなってしまいます。
炎上しないために、SNSの投稿は常に責任を持った発言を心がけましょう。
景品表示法に抵触しないよう注意する
アフィリエイトを行う際には、景品表示法に注意する必要があります。
景品表示法は、商品やサービスの表示に関する法律です。
虚偽・誇大表示や誤認表示は禁止されています。
2023年10月1日より、ステルスマーケティングを防止する目的で規制が行われています。
アフィリエイターにアフィリエイトサイトの内容を任せていても、そこに虚偽誇大広告があれば広告主が景表法の責任を負うことになります。
消費者に広告であることを分かりやすく明示することが求められているため、十分に注意する必要があるでしょう。
SNS アフィリエイトを成功させるポイント
SNSアフィリエイトは広告を掲載するだけでは意味がありません。
そこから購入を増やすかがポイントになります。
主に下記のポイントを押さえましょう。
- SNSの基礎知識を身につける
- ユーザーの興味を惹く発信を続ける
- SNSアカウントに合致した商品を選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
SNSの基礎知識を身につける
SNSがどのような仕組みになっているかを理解する必要があります。
ターゲット層がどのようになっているかや、どのようになれば色々な人から認知されるかなど知っておくと良いでしょう。
SNSマーケティングに触れておくのが良いかもしれません。
ユーザーの興味を惹く発信を続ける
ユーザーは関心の高い投稿を拡散してくれます。
そのため、広範囲に情報を発信していくことが重要です。
高い集客効果を上げるためには、人々の目を惹くコンテンツや、有益な情報を発信することが前提となります。
企業がSNSを利用する根本的な目的は集客や売上向上です。
しかし、それらを意識するあまりに宣伝色の強い投稿ばかりをしてしまっては逆効果でしょう。
ユーザーに親近感を持ってもらうことが難しくなり、離れてしまいます。
そのような事態を防ぐためには、共感を生む内容や有益な内容を心がけることが必要です。
投稿を目にしたユーザーが他の人に伝えたくなるようなコンテンツを提供し続けましょう。
SNSアカウントに合致した商品を選ぶ
アカウントのテーマに即した商品を選ぶことも重要です。
ビジネス系のSNSアカウントで化粧品の商品を紹介したり、料理系のSNSでクレジットカードを紹介したりしていては、アフィリエイト収入の増加は見込めません。
収入が増えないどころか、今いるファンが離れてしまう恐れがあります。
現在獲得しているファンが好みそうなジャンルや商品を紹介するようにしましょう。
まとめ:SNS アフィリエイトを使いこなそう
SNSアフィリエイトは誰でも簡単に始められます。
ただし炎上のリスクもあるため、SNSアフィリエイトに取り組む際は、記事で紹介したポイントを念頭に取り組みましょう。
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