【簡単解説】X(旧Twitter)広告とは?知っておきたい基礎知識

世界中の“いま”を知ることができるSNSがX(旧Twitter)です。

瞬時に情報を発信・共有・検索することができ、世界中の人とつながれます。

X(旧Twitter)のアクティブユーザー数は2022年1月時点、世界43億6000万人と登録者は年々増加しています。

日本でも多くのユーザー数が利用しており、広告としても有効活用したいプラットフォームのひとつです。

X(旧Twitter)にて広告運用を始めるにあたって、知っておきたい基礎知識をご紹介します。

これらの知識をもとに、ぜひともX(旧Twitter)広告運用を成功させてください。

X(旧Twitter)広告とは?

X(旧Twitter)広告とは、X(旧Twitter)上に掲載する広告のことです。ユーザーのポストや興味関心、タイムラインなどさまざまなターゲティングで広告を配信することができます。

X(旧Twitter)広告は通常のポストと同様に、いいねやリポストが可能です。

リポストやいいねをしたユーザーのフォロワーに表示されることで、副次的な拡散が期待できます。

新商品やお得なキャンペーンを実施する際に広告配信することで、アプローチにつながります。

X(旧Twitter)広告のメリット

X(旧Twitter)広告のメリットは下記の3つです。

 

  • 若年層にリーチできる
  • 拡散に期待できる
  • ターゲティング精度が高い

X(旧Twitter)広告の活用を検討している方は、それぞれのメリットを把握しておきましょう。

若年層にリーチできる

X(旧Twitter)の利用者は10~30代と若年層が多いといわれています。

そのため若年層をターゲットにした商品やサービスを宣伝したいときには、X(旧Twitter)広告が有効的なツールとなるでしょう。

拡散に期待できる

X(旧Twitter)広告は通常のポストと同様にいいねやリポストが可能です。

そのため二次拡散に期待できます。

ユーザーのアクションに対しての課金はないため、拡散されればされるほどお得といえます。

誰でも手軽に発信できるX(旧Twitter)だからこそのメリットです。

ターゲティング精度が高い

X(旧Twitter)広告では、キーワードや興味関心、メディア、フォロワーなどから詳細なターゲティングを行うことが可能です。

精度の高いターゲティングによって狙ったユーザー層に的確に広告を配信できます。

X(旧Twitter)広告の種類

X(旧Twitter)広告の種類として、代表的な5つが挙げられます。

 

  • プロモ広告
  • フォロワー獲得広告
  • X Amplify
  • Xテイクオーバー
  • Xライブ

ここから、広告の特徴を紹介します。

プロモ広告

X(旧Twitter)広告のなかで最も一般的なフォーマットであり、5つのサブカテゴリーがあります。

フォロワー獲得広告

フォロワーを獲得するためのフォーマットです。

新規フォロワーの獲得や認知度を高める際に活用できます。

フォロワー獲得広告については、2023年8月11日(日本時間8月12日)に撤廃することが発表されました。

発表後はキャンペーンの作成や配信はできなくなっています。

しかし、新たにクリエイター向けの広告収入分配プログラムが開始されました。

このプログラムについて解説します。

広告収入分配プログラム

フォロワー獲得広告の終了に対し2023年7月にクリエイター向けの広告収入分配プログラムが開始されました。

クリエイターの活動を支援することを目的にしており、自分の投稿へのリプライに表示される広告から収益の分配を得られる仕組みです。

広告収入分配プログラムで収益を得るためには大きく4つの条件をクリアする必要があります。

 

  • フォロワーが500人以上
  • 過去3か月の投稿に対するインプレッションが500万件以上
  • X Premium(旧Twitter Blue)に課金していること
  • 収益化できるジャンルに該当していること

このプログラムの開始によって、今後さらにインフルエンサーが増加がすると予想されます。

広告運用にインフルエンサーを活用する際には、インフルエンサーの質も見極める必要があるでしょう。

X Amplify

プレロール広告(動画冒頭に表示できる動画)を配信できるフォーマットです。

AmplifyプレロールとAmplifyスポンサーシップの2種類の広告に分けられます。

テイクオーバー

タイムラインや“話題を検索”タブの上部など、広告の一等地と呼ばれる場所に広告を表示できます。

タイムラインテイクオーバーとトレンドテイクオーバー/トレンドテイクオーバープラスの2種類のフォーマットがあります。

X(旧Twitter)ライブ

ライブ配信を広告として行えるフォーマットです。

ユーザーはライブ配信にリアルタイムで参加でき、コミュニケーションをとることも可能です。

新商品やサービスの発表(発表会の中継)に役立てられます。

X(旧Twitter)広告の費用

X(旧Twitter)広告において費用が発生するタイミングは、ユーザーが広告に特定のアクションを起こしたときです。

ユーザーによる二次拡散に対しては費用が発生しないため、拡散されるほど低料金でより多くの宣伝効果を得られます。

費用の目安として1か月10〜30万円といわれています。

しかし、ターゲット層やオーディエンスの規模によって費用は変化するので、この金額は参考程度に知っておくとよいでしょう。

課金方式

X(旧Twitter)広告では、主に7つのアクションがユーザーから行われたときに課金されます。

※1:エンゲージメントとは、“いいね”やリポスト、コメント、プロフィールの表示などのアクション
※2:視聴中のどのタイミングで課金されるかは選択できる

入札タイプ

X(旧Twitter)広告ではオークションが採用されています。

入札には3つのタイプがあり、目的からどれを選択するか決めます。

どの入札タイプが適切かは、それぞれの特徴を理解した上で決めましょう。

さらに、各広告には「品質スコア」が付けられ、オークションの際に入札額と一緒にチェックされます。

入札金額と一緒に品質スコアも確認しておきましょう。

自動入札

自動入札とは、X(旧Twitter)広告の目的や予算を設定すると、その範囲内でできるだけ低い金額で落札できるよう入札額が自動算出される方式です。

X(旧Twitter)広告において最もスタンダードな入札タイプといえます。

金額は自動算出され、データや経験を必要としないため、初めてX広告を運用する人などにおすすめです。

上限入札単価

上限入札単価とは、アクション1回に対して課金される上限を広告主が手動で入力する方式です。

それぞれのアクションに対して金額を設定できるため、無駄なコストを削減することができます。

入札単価を設定する際には、多くのデータや経験が必要となるため、X(旧Twitter)広告に精通している人向けです。

目標入札単価

目標入札単価とは、アクション1回に対して課金される入札単価を設定し、1日あたりの課金額が目標額に近づくよう自動で調整される方式です。

フォロワー数、WEBサイト訪問数、リーチ、アプリのインストール数、エンゲージメント数などのキャンペーンの目的で選択できます。

上限入札単価と異なる点は、実際にリンクがクリックされた平均価格が1日のコストとなるところです。

それぞれの違いを押さえておきましょう。

予算設定のコツ

X(旧Twitter)広告は予算を自ら設定できるため、どのくらいの成果を出したいかによって費用が変わります。

自分に合った予算を設定するために、どこに課金すべきか見極めましょう。

これから、予算設定において確認しておきたいポイントを3つ紹介します。

それぞれを参考に適切な予算設定を行いましょう。

1.利用できる予算で選ぶ

企業や個人によって広告費に充てられる金額は異なります。

広告費として利用できる予算から課金方法を選ぶのもおすすめです。

一般的に、インプレッション課金よりもクリック課金の方がコストがかかるといわれています。

そのため、少額でX(旧Twitter)広告を運用したい場合はインプレッション課金を選ぶのがおすすめです。

ただし、クリック率によって費用が抑えられることもあります。

クリック率を試算してからどの課金方法を選択するのか決めるとよいでしょう。

2.宣伝する商材で選ぶ

X(旧Twitter)広告で何を宣伝したいかによって課金方法は異なります。

たとえば、新たに化粧品を販売する場合、広告のリポストや紹介動画の再生、サイトへの誘導が目的となります。

つまり、必要な課金はエンゲージメント数や動画の再生数、リンクのクリック数といえます。

無駄なコストが発生しないよう、宣伝する商材から必要な課金方法を選択しましょう。

3.広告運用の目的で選ぶ

広告運用するにあたって必ず目的を設定しますが、目的によって課金方法を選ぶのもよいでしょう。

例えば、日本初のサービスを売り出す企業が、知名度アップを目指してX(旧Twitter)広告を運用するとします。

この際最適な課金方法は、広告をたくさん表示して知ってもらうことが大事なため、インプレッション課金となります。

このように、広告運用する目的から課金方法を選びましょう。

X(旧Twitter)広告で成果を出すためのポイント

お金と時間、労力をかけてX(旧Twitter)広告を運用したのに、成果が出なければ意味がありません。

X(旧Twitter)広告で成果を出すためのポイントを3つ紹介します。

配信する目的を明確にする

X(旧Twitter)広告を運用するにあたり、何のために配信するのか“目的”を明確にしましょう。

目的の達成ためには、どのターゲット層にどうアプローチするのが有効なのか、運用状況などに応じて臨機応変に対応する必要があります。

目標をきちんと掲げ、ひとつずつ達成していくための計画をあらかじめ立てておきましょう。

ユーザーが拡散しやすいポストを意識する

X(旧Twitter)広告の拡散力とリポストには費用が発生しないという特徴を活かすために、ユーザーが拡散しやすいポストを意識して作成しましょう。

たとえば、「今日は〇〇の日」と組み合わせたツイートは拡散されやすいといわれています。

X(旧Twitter)はリアルタイムの情報を発信するSNSのため、多くの人が引用しやすい内容だと拡散が期待できます。

また、SNSにはつきものの炎上も可能な限り回避しましょう。

広告を配信する前には、あらゆる人に配慮された言葉や写真(動画)が使われているか、狙ったターゲット層にアプローチできる内容かどうかなどを確認しましょう。

定期的に配信結果を確認・分析する

過去に配信したポストに対してユーザーのアクションがどれくらいあったのか、定期的に確認しましょう。

何が原因で伸び悩んでいるのか、もっと拡散してもらうためにはどこを変えればよいのか、自らのポストだけでなく、同業他社の類似ポストなども参考に分析することが大切です。

試行錯誤しながらより質の高い広告を作り上げていきましょう。

まとめ:X(旧Twitter)広告の種類や課金方式を把握して効果的に運用しよう

X(旧Twitter)広告には5つの種類と細かい課金設定や入札システムなどがあります。

 

  • 広告運用の目的と目標を立てる
  • 適切なターゲット層の設定とその人たちに響きやすいツイートを配信する
  • 商材や目的、予算から自分に適した課金方式を選択する
  • 配信結果の振り返りと改善を随時行う

上記のポイントをしっかりとおさえ、X(旧Twitter)広告の特徴や仕組みをきちんと理解することが運用成功のカギといえるでしょう。

計画性をもって広告運用を始め、臨機応変な対応と継続力にて配信し、結果を分析することが大切です。

本記事を参考に、X(旧Twitter)広告運用を成功させましょう。

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