ユーザーエンゲージメントという言葉をご存じでしょうか?
ECサイトの運営や商品を販売している企業にとっては、知っておくと便利な言葉です。
逆に知らないままにしておくと、いくら素晴らしい商品でも全く世間には届きません。
今回は、高まるポイントやメリットを紹介していきます。
まず、ユーザーエンゲージメントとは何か?から解説していきます。
ユーザーエンゲージメントとは?
ユーザーエンゲージメントとは、Web上でのユーザーとの関係の強さを表します。
ユーザーが商品やサービスなどに対して強い愛着がある状態を、ユーザーエンゲージメントが高いことを意味します。
たとえば、毎日のようにお気に入りのサイトを閲覧しているユーザーは、そのサイトに対するユーザーエンゲージメントが高いと言えるでしょう。
ここでは、X(旧Twitter)とGA4G(Google Analytics 4)について解説していきます。
X(旧Twitter)のユーザーエンゲージメント
X(旧Twitter)でのユーザーエンゲージメントは、ツイートに反応したユーザーがおこした何らかの行動をさします。
下記にまとめてみました。
・いいねの数
・リツイート数
・返信
・メディアのエンゲージメント
・詳細のクリック
・リンクのクリック
・ハッシュタグのクリック
これらの行動が高いとユーザーエンゲージメントが高いと考えられます。
GA4のユーザーエンゲージメント
GA4とは、G(Google)A( Analytics) 4の略称でGoogleが発表したアナリティクスの新しい規格のことです。
GA4で何ができるのか。
機械学習(AI)を導入していることから、過去の行動履歴や今後予定される行動などを予測することや購入をするであろうユーザーを予測できます。
UA(ユニバーサールアナリティクス)は、Googleアナリティクスの元のバージョンのことです。
GA4とUAの大きな違いは、分析の軸がセッションから、ユーザーへと変化したことです。
その他の違いを5つの表にまとめてみました。
まだ、UAからGA4の移行ができてない場合は、一部データの計測ができなくなってしまう可能性があります。
いますぐ移行されることをおすすめします。
ユーザーエンゲージメントを計測する指標
ユーザーエンゲージメントの指標は、サービスの形態により異なります。
Webサイトの場合は、滞在時間・シェア数など、ECサイトの場合は、リピート率・解約率などをさします。
また、これらの内容はページごとに数値を確認することができます。
ページごとの数値を見るためのレポートをページとスクリーンといいます。
ページとスクリーンでは、平均滞在時間やページの滞在時間などがチェック可能です。
実際見ていた時間、使用していた時間を平均エンゲージメント時間といいます。
平均エンゲージメント時間は、文字数を指標に考えることがおススメです。
人は、1分でおよそ400文字~600文字読めると言われてます。
記事の文字数と平均エンゲージメント時間の目安を表にまとめてみました。
ユーザーエンゲージメントを高めるメリット
さて、ユーザーエンゲージメントを高めるとどんなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、メリットをまとめましたのでご紹介します。
・継続的にユーザーが利用することでLTV向上につながる
・ポジティブな口コミが拡散されやすい
・新規顧客やリピーターの獲得につながる
このように顧客獲得につながる良いメリットがあります。
以下より詳しくお伝えしていきます。
継続的にユーザーが利用することでLTV向上につながる
LTVとは、(Life Time Value)の略で顧客が一生を通じてその企業に対してもたらす利益になります。
【LTVの計算式】平均購買単価×収益率×購買頻度×継続購買期間
たとえば、1回の平均購買単価5,000円 収益率30% 1年での購入頻度は、6回 継続購買期間は、5年とします。
5,000円×30%×6回×5年=45,000円となりLTVは、4.5万円となります。
ポジティブな口コミが拡散されやすい
エンゲージメントの高い顧客は、商品やサービスに対して愛着があり、継続的に利用してくれます。友人や知人との何気ない会話で、ポジティブな情報を伝えてくれる可能性があります。
またSNS等での拡散もあり、知らない方にもプラスの口コミが伝わることもあります。
新規顧客やリピーターの獲得につながる
信頼関係の強い友人や知人などから、ポジティブな情報を伝えられると購買意欲が湧いてきます。
また、その顧客がリピーターになり多くの顧客を獲得できる可能性があります。
ユーザーエンゲージメントと高めるポイント
ユーザーエンゲージメントを高めるためには、下記5つのポイントをまとめてみました。
- ユーザーのニーズを満たす
- 商品やサービスのユーザビリティを高める
- ユーザーの意見を反映させる
- 見やすいデザインを心がける
- カスタマージャーニーマップを活用する
これらを気にかけることでユーザーエンゲージメントを高められます。
以下より、詳しくお伝えしていきます。
ユーザーのニーズを満たす
ユーザーが検索したことに対して、悩みを解決できているか。
コンテンツが充分に提供できているかが重要です。
ユーザーが興味をもってくれれば、じっくりサイトを読んでくれます。
結果、商品やサービスの購入につながります。
商品やサービスのユーザビリティを高める
ユーザビリティとは、使いやすさを指す言葉です。
商品やサービスがお得なのか、ユーザーに対して実用性があるのか、商品説明などを分かりやすくシンプルに伝えることがユーザビリティを高めるポイントとなります。
しかし、シンプルにし過ぎることで大切な情報を削ってしまい、ユーザーからは情報量が少ないと判断されてしまいます。
情報量を削りすぎることがないよう注意しましょう。
ユーザーの意見を反映させる
ユーザー目線で作成したサイトでも、不満やクレームはつきものです。
そのままにせず、フィードバックして改善に努めることが大切です。
改善改良を重ね、顧客目線のサイトを心がけることにより、ユーザーエンゲージメントが高くなるポイントとなります。
見やすいデザインを心がける
一貫性があり、シンプルなデザインを心掛けましょう。
いくらオシャレなデザインにしても、使いにくければユーザーは離れてしまいます。
ユーザーが迷わず使いやすい操作ができることが大切です。商品やサービスに対して、イメージカラーがあると思います。
そのイメージカラーとかけ離れないように注意しましょう。
カスタマージャーニーマップを活用する
カスタマージャーニーマップは、顧客が製品やサービスを利用する過程を理解し、改善する為のツールです。
顧客の体験を理解し、製品やサービスを最適化するための具体的な指針を提供します。
使用するメリットは、以下の3つです。
1.顧客目線で自社サービスを改善できる。
タッチポイントにおける顧客の行動や感情を想像し、図式として落とし込みます。
悩みや感情を深く理解し、顧客の状態に合わせた施策の実施やサービス改善が可能です。
2.強化すべきタッチポイントが把握できる。
カスタマージャーニーマップ上で顧客とのタッチポイントを具体的に把握できるため自社が優先して取り組む部分を判断できます。
3.関係者同士の認識を把握しスムーズな施策展開ができる。
カスタマージャーニーマップ上での、顧客の悩みや感情を視覚的に落とし込むことで、一貫性のある施策を関係者同士でスムーズに施策できます。
まとめ:ユーザーエンゲージメントを高めてリピーターを増やそう
ユーザー目線ではない商品やサービスを提供したところで、ユーザーが実際に購入してくれるかは分かりません。
ニーズを満たすためには、どのような行動をとるかが大切になります。
見やすいデザインにしたり、ユーザーの意見を反映させることが重要です。
カスタマージャーニーマップを活用し、顧客目線のサービスを心がけましょう。
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