昨今、YouTubeが、企業アピールや戦略に使われる時代となりました。
しかし、どのようにYouTubeを活用しマーケティングに活かせばいいか分からない方もいるでしょう。
そこで今回は、YouTubeマーケティングを企業で導入するメリットや始め方を解説します。
YouTubeマーケティングを導入したい企業担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
YouTubeマーケティングとは?
YouTubeマーケティングとは、YouTubeを活用したマーケティング戦略のことです。
幅広い年齢層が利用していることから、広くアプローチできる特徴があります。
具体的にはターゲットとなるユーザーが興味を持ちそうなテーマで動画投稿を行い、成果につなげていきます。
YouTubeをマーケティングに利用することで、認知度の向上やブランディング・商品やサービスの販売促進などにつなげられます。
YouTubeマーケティングを実施するメリット
YouTubeをマーケティングに利用するメリットは主に下記3つです。
- 動画コンテンツの需要が高い
- アプローチできるユーザー層が広い
- 多くの情報を伝えられる
それぞれ詳しく解説します。
動画コンテンツの需要が高い
動画共有・配信サービスの中で、もっとも利用者が多いのがYouTubeです。
スマートフォンの需要が高まり、移動先でも手軽に視聴できることから人気を集めています。
ポータブルデバイスによる視聴ニーズは今後も続くことが予想されるため、YouTubeでのアプローチは引き続き有効であると考えられます。
参考:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書/総務省
アプローチできるユーザー層が広い
YouTubeは、世界で約25億人、日本では約7000万人が利用しています。
年代別では、10代から30代までは90%、40代以降も高い水準を保ち、全年齢層で88%の方が利用している人気の動画コンテンツです。
したがって、幅広い層に、アプローチできます。
参考:【2023年3月更新】YouTube利用状況データ/Videoクラウドコラム
多くの情報を伝えられる
YouTubeは多くの方が利用するため活用次第では、無料でたくさんの情報を発信できるというメリットがあります。
たとえば、企業が売り出したい商品やお得情報を発信することによって顧客獲得につながる可能性があります。
YouTubeマーケティングで成功するためのポイント
YouTubeマーケティングのメリットが分かっても、成功へのイメージが湧かない方もいるでしょう。
ここから、YouTubeマーケティングで成功するためのポイントをまとめました。
- ターゲットを明確にする
- 他のチャネルと併用する
- ターゲットに価値を提供する
それぞれのポイントを把握しましょう。
ターゲットを明確にする
Youtubeを利用するユーザーは、年齢・性別・国籍がばらばらです。
膨大の数のユーザーがいるため、ターゲット層を絞ることが必要となってきます。
どのような目的で、どのような人に視聴してほしいかを明確にすることが大切です。
たとえば、化粧品の動画を配信するなら女性をターゲットに配信したり、健康食品の会社であれば、年齢層の高い方などをターゲットにしたりすることで視聴者に突き刺さる動画を配信できます。
他のチャネルと併用する
チャネル(チャンネル)とは、YouTube上で動画を投稿する場所です。1つのアカウントで複数のチャンネルを作成できます。
チャネルは、最大100個まで登録可能です。カテゴリー別にチャネルを併用すれば、ターゲットを明確にできます。
たとえば、スポーツを配信したいのであればサッカー、野球などチャネルを併用すれば個別にユーザーを獲得できます。
いろいろな顧客やニーズに合わせてチャネルを管理しましょう。
ターゲットに価値を提供する
ターゲットに対してのニーズを考えましょう。自分の良いところばかりアピールしても、相手の求めてるニーズに刺さらなければ、ターゲットが求める価値を提供できません。
ユーザーがお得な情報と感じれば、チャネル登録をしたり再生回数が増えたり、またSNSや口コミで広がったりする可能性が高まります。
価値を感じてもらえるコンテンツを提供すれば、多くのユーザーに興味を持たれやすくなるでしょう。
YouTubeマーケティングの始め方
YouTubeをマーケティングは、下記のステップで実施します。
- Googleアカウントを作成する
- YouTubeアカウントを作成する
- チャンネルを設定する
- 動画コンテンツを投稿する
- 動画投稿後の効果測定と改善を繰り返す
YouTubeマーケティングを始める際は、これらの手順をもとに進めてください。
Googleアカウントを作成する
Googleアカウントとは、Googleサービスを利用するために必要なアカウントです。
アカウントを作成しないと、Gmailやアプリのダウンロードその他のサービスを利用できなくなります。
Googleアカウントを作成することでスマートフォンと同期することができ、チャネル登録ができたり、好きな動画を登録することができます。
Googleアカウントを作成する際は、下記の手順で行いましょう。
1.Googleホーム画面から、右上のログイン画面をタップ
2.アカウントの種類を選択
3.個人情報の入力
4.利用規約に同意
内容を確認して問題なければ、同意することでアカウントが作成できます。
YouTubeアカウントを作成する
YouTubeアカウントを作成を作成しないと、視聴専門となりYouTubeのその他のサービスが利用できません。
自分の登録チャネルを作成し、動画を配信するためにも、下記の手順でYouTubeアカウントを作成しましょう。
1.YouTubeアプリをダウンロード
2.アプリを開き右上のログインをタップ。
3.右上のアカウントを選択し、アカウント追加を選択。
4.自分用とビジネス管理用のどちらかを選択
5.個人情報を入力
6.Gmailアドレスの作成及び電話番号を追加
7.利用規約に同意
内容を確認して問題なければ、同意することでアカウント作成が終了します。
チャンネルを設定する
チャンネルの設定は、下記の手順で行います。
1.YouTubeの右上のアイコンをタップし、Googleアカウントを管理するを選択
2.個人情報を選択し、基本情報のプロフィール写真及び名前(チャンネル名)を変更
企業のキャラクターやロゴがある場合は、プロフィール写真にされている方が多いです。
インターネットに掲載しているものを使用する場合は、著作権に注意しましょう。
動画コンテンツを投稿する
ここでは、パソコンでの動画投稿方法を説明します。
(スマートフォンでの投稿の場合は、多少投稿の仕方が変わるのでご注意ください。)
1.右上のログインマーク横の作成マークをタップ
2.動画のアップロードと言う画面がでてくるので、ファイルを選択
3.動画の内容を確認したうえで投稿
※公開設定がありますので、公開するユーザーを確認したうえで投稿してください。
- 公開動画:誰でも視聴ができます。
- 非公開動画:自分しか視聴できません。
- 限定公開動画:URLを知っているユーザーのみが視聴できます。
動画投稿後の効果測定と改善を繰り返す
動画投稿を頻繁に行ったとしても、効果を確認して改善を繰り返さなければ成果は得られません。
定期的に効果測定を行い、YouTubeマーケティングの成果を高めましょう。
測定指標となるものは、次のものです。
・いいね数・・・視聴したユーザーが、動画に対しての評価です。いいね数が多いほど好印象と言うことが分かります。
・獲得したセールスリード数・・・動画を視聴した人が商品の問い合わせなどを行った数です。見込み客の数と言えるでしょう。
・動画再生回数・・・動画の再生回数です。同じ人が何回再生しても、再生回数は増えないので、参考となる回数です。
・CVR・・・WEBサイトのアクセスに対して商品やサービスを購入した割合です。
(コンバージョン)
これらの指標を確認し、改善できる点を洗い出します。
定量的に測定を実施することが大切です。
時間がない企業へオススメ!YouTube広告を利用してみよう
YouTubeの運用を始めて間もないころは、視聴数を高めるのが難しいケースがあります。
そのようなときは、YouTube広告を活用するのがおすすめです。
YouTube広告とは、動画の視聴前や視聴中の画面その他TOPページなどに表示される広告を指します。
動画投稿を併せて実施していくことで、効果的に運用できるでしょう。
YouTube広告の種類と費用
ここでは、5種類の広告と費用について解説していきます。
- バンパー
- アウトストリーム
- マストヘッド
- TrueViewインストリーム広告
- インフィード動画広告
自社にあった広告を利用してみましょう。
バンパー
最大6秒間の動画を配信することができます。
6秒間は広告をスキップできません。
短いメッセージで、ユーザーにどのように伝えるかがポイントとなります。
メリット
- 視聴者に目にとまりやすい。
- 6秒なら視聴者が、嫌な気持ちにならない
デメリット
- 6秒で伝えたいことが伝えきれない場合には不向き
費用は1000回表示される毎に、およそ400円から600円です。
アウトストリーム
WebサイトやSNSでの広告枠で配信される動画です。
自社に関係ない商品のサイトだとしても、掲載枠があれば掲載できるので幅広くいろんなWebサイトに掲載可能です。
メリット
- 幅広いユーザーにアピールできる。
- 運用費用が比較的安い
デメリット
- ユーザーがクリックしない限り音声が出ない
費用は1000回表示される毎に、およそ10円から500円と、手軽に始められます。
マストヘッド
YouTubeのトップページに表示される広告です。最大30秒表示されます。
Gogle営業の担当者を通じて、予約が可能です。30秒の動画を1日最大7時間掲載することが可能です。
メリットとデメリットは次の通り。
メリット
- 視聴者の目にとまりやすく、1度見た広告を思い出す可能性がある
- 多くのユーザーにアプローチできる
- 短期間で認知度を高められる
デメリット
- 広告費用が高い
1000回表示されると400円~600円程度課金され、初期費用で数百万円かかることもある表示方式です。
TrueViewインストリーム広告
動画枠内で配信される広告のことです。
冒頭の5秒後は、必ず表示されまずが、再生時間が5秒を超えるとスキップが可能です。
なお、スキップできないように設定することもできます。
メリットとデメリットは次の通り。
メリット
- 幅広いユーザーにアピールできる
- ターゲットを絞って配信できる
デメリット
- スキップされてしまう可能性がある
- 動画視聴中に流れてしまうため、視聴者が不快になり、悪印象になる可能性がある
30秒以上の視聴もしくは、1クリックごとに課金となります。
インフィード動画広告
コンテンツとコンテンツの間に表示される広告のことです。
動画を視聴している最中に広告が流れるため、ユーザーによっては一番視聴率が高い動画広告ともいえます。
メリットとデメリットは次の通り。
メリット
- 関連性の高いコンテンツを見てるユーザーにアピールすることができる
- 視聴しているユーザーに、チャンネル登録やその他の動画視聴を促せる
デメリット
- 商品に興味がないユーザーから間違ってクリックされることもある
- ユーザーのニーズが合っていない場合に不快感を生じさせる恐れがある
費用は、費用形態により異なります。
・1000回表示ごとに課金(インプレッション課金)
・クリックごとに課金(クリック課金)
・フォローなどアクションが発生するたびに課金(エンゲージメント課金)
・契約期間ごとに課金(期間契約型課金)
まとめ:YouTubeマーケティングで成果を上げよう
YouTubeを上手く活用することで、企業の認知度が高まり、収益につながります。
ターゲットを的確に絞り、投稿後の改善を繰り返すことが大切です。
企業にあったYouTubeや広告を利用して、マーケティング効果の増大につなげてください。
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