現在、SNSを用いたマーケティングは頻繁に行われています。
そもそもマーケティングとは、商品やサービスが売れる仕組みを作ることです。
Instagramに代表されるような各SNSの利用者には傾向や特徴があり、適したターゲット層がある事をご存知でしょうか。
Instagramもその例外ではなく、その傾向・特徴を知ることによって効率的なマーケティングが可能です。
そこでInstagramを用いたマーケティングについて、その特徴と始め方について解説します。
Instagramは写真・動画を用いたマーケティングが得意
Instagramの最大の特徴は写真や動画を中心としたSNSという点にあります。
他のSNSに比べ利用者の視覚からアピールすることを得意としています。
その特徴を活かして企業のブランディングや集客、商品の販売まで行うことができるのですが、具体的にはどういった層をターゲットにしたら良いのでしょうか?
Instagramの特徴
Instagramの主な特徴は、下記の通りです。
- 女性の比率が高い
- 年齢層は男女共に10~30代が中心
- 写真や動画を用いて視覚的に魅力を伝えられる
- 直接商品を購入できるショッピング機能
それぞれ詳しく見ていきましょう。
女性の比率が高い
総務省の調査における令和4年度の日本国内での利用者の男女比率は、男性が約41%、女性が約59%と、女性の方が18%も多くなっています。
年齢層は男女ともに10〜30代が中心
また、各年代別のInstagram利用率は10代で70.0%、20代で73.3%、30代で63.7%となっており、10代〜30代が主な利用者であることが分かります。
写真や動画を用いて視覚的に魅力を伝えられる
上記の調査結果のように女性や10代〜30代の利用者が多いのは、”可愛い”や”おしゃれ”といった視覚からアピールできるツールであることが理由として挙げられるでしょう。
また、その性質故にアパレルや雑貨など、写真に撮ってオシャレさが伝わる「インスタ映え」を意識した商品をアピールするのが得意だと言えます。
また、商品だけでなくサービスの提供でも同じことが言えます。
カフェでの食事や、観光地で行うアクティビティなど、その対象物やその空間がどれだけオシャレであるかということが大切になってくるのです。
どちらにしても、顧客自身がその商品やサービスを手にした時にどれだけオシャレで可愛く楽しめるかと想像してもらうことが重要なのです。
直接商品を購入できるショッピング機能
また、Instagram独自の特徴として、投稿やストーリーズを見た際に直接商品を購入できるショッピング機能が付いている点が挙げられます。
ショッピング機能を付けるには幾つかのステップを踏む必要がありますが、この機能を用いることで購入率を高められます。
Instagramマーケティング の必要性
現在Instagramマーケティングを行っている企業は沢山ありますが、実際にはどのくらいの影響力があるのでしょうか。
Instagramアクティブユーザーは日本で3300万人
日本国内において2023年7月現在のInstagramアクティブユーザーは3300万人おり、これはYouTube、Twitterに次ぎ第3位です。
無料で始めることができるInstagramで、多くの人々に商品やサービスがアピールできるのであれば、運用を始めるメリットは大きいといえます。
ショッピング機能で購買率が上がる
また、ショッピング機能は投稿やストーリーズで表示した商品に商品タグを付けることで、そのまま販売画面に誘導することができます。
その大勢のInstagram利用者の人々に自社の投稿が届いたのであれば、1タップでその投稿から商品が直接購入可能な商品ページへ移動することが可能なのです。
これは自社サイトに流入を促すよりも利用者自身の操作ステップが少なく、より商品の購買率を上げることができます。
Instagramマーケティングの始め方
Instagramマーケティングは下記の5ステップで始められます。
- プロアカウントの作成
- 運用目的・コンセプト・ペルソナの設定
- 投稿頻度を決める
- 動画・画像・ストーリーズの投稿
- 自社サイトとの連携をする
それぞれの手順を確認していきましょう。
プロアカウントの作成
Instagramのアカウントには3つの種類があります。
1つ目が個人用アカウント、2つ目がビジネスアカウント、3つ目がクリエイターアカウントです。
この中でビジネスアカウントとクリエイターアカウントを合わせてプロアカウントと呼ばれます。
このプロアカウントを作成することによって、投稿に対しての反応やフォロワーの傾向などがより詳しく数値化・グラフ化されるのです。
また、ショッピング機能はプロアカウントでないと利用することが出来ません。
このプロアカウントは個人用アカウントと同じく無料で登録することが可能です。
運用目的・コンセプト・ペルソナの設定
アカウントの運用開始前に運用の目的やコンセプト、ターゲットとなる具体的な顧客(ペルソナ)はどういったものかを考えておきます。
そうすることにより投稿の内容やアカウントの雰囲気が統一でき、顧客に対してメッセージが伝わりやすくなります。
アカウントの雰囲気にあっていない投稿は、削除したりアーカイブすることが可能なので、定期的に投稿を見直して整理することも必要でしょう。
投稿頻度を決める
どんな内容の投稿をするかはもちろん大切ですが、もっと大事なことは定期的に投稿を行うことです。
プライベートでのInstagramの活用ではあまり意識をしないかもしれませんが、一定の頻度で投稿を行うことは意外にエネルギーを必要とするものです。
ですので、投稿をする頻度はあらかじめ決めておくのが良いでしょう。
投稿の頻度を決めていないと、つい後回しにしてしまい投稿の頻度が落ちてしまう原因になります。
投稿の頻度が少ないと新規顧客の開拓が出来ないばかりか、フォロワーが離れて行ってしまう原因にもなります。
画像・動画・ストーリーズの投稿
投稿で画像や動画をアップするとフォロワーはもちろんですが、フォローされていないアカウントにも投稿が届くという特徴があります。
さらにハッシュタグを用いて投稿をすると、その投稿がフォローしていない見込み顧客により一層届きやすくなるのです。
反対にストーリーズは、閲覧者の殆どがフォロワーであるという違いがあります。
この違いを上手く理解し、活用して行くことが重要です。
自社サイトとの連携をする
自社のサイトを持っている場合は、プロフィール欄にリンクを貼ることができますので、そこから自社サイトへの流入を図りましょう。
youtubeなど他SNSのリンクを貼ることも可能なので、相乗効果を図るためにもリンク付けを行うことは大切なひと手間です。
Instagramマーケティングを成功させるには
Instagramマーケティングを成功させるには、まずはなんといってもフォロワーを増やすことが大切です。
そのなかでも継続的にアカウントを見てくれているアクティブユーザーは限られてきますが、そもそものフォロワーという分母を増やさないことにはマーケティングの効果は薄くなります。
フォロワーの数が多いとそれだけ拡散能力も高くなるため、重要な要素です。
フォロワーが自社アカウントをタグ付けして投稿やストーリーズへの投稿を行うことで、多くの人に投稿が届けられます。
また、フォロワーの数字そのものが自社のブランドとしての信頼性にも繋がります。
多くの人が認めてフォローをしている=信頼性があると思ってもらえるのです。
Instagramのフォロワーを増やすコツ
Instagramのフォロワーを増やすには、下記のポイントを意識しましょう。
- 固定された世界観
- 継続的な投稿
- ハッシュタグの活用
- 広告の活用
それぞれについて解説します。
固定された世界観
投稿の内容が定まっていないと、見ている人に自社のアピールポイントが伝わりません。
プロフィールページから見える全体の投稿イメージを固める事で、自社がどのような会社であるのかがより良く伝わるでしょう。
継続的な投稿
先述のように、投稿を継続的に行うと効果的です。投稿の頻度を決めて、固定された世界観を演出しましょう。
ハッシュタグの活用
ハッシュタグを用いる事で、その商品・サービスを求めている人に対して投稿が届きやすくなります。
30個まで付けることが可能なので、投稿の雰囲気が邪魔されない程度に利用しましょう。
広告の活用
幅広い人に投稿を知って貰いたいとなれば、広告を利用するのも一つの手です。
共通ワードなどの関連性がなくても様々な人に届くため効果は大きいでしょう。
まとめ:Instagramマーケティングは集客のための強力なツール
Instagramマーケティングは女性や10〜30代の若者に対して効果があるマーケティング方法です。
ターゲットを絞ることでより効率的に戦略を練ることができます。
新規顧客を開拓し、顧客が求めているものを発信・提供し続けることによって、Instagramマーケティングは着実に効果を発揮するでしょう。
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